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皆さんのお気持ちと成果を橋渡し

◆私たちの提案・想い

子ども
Photo by Yuji Suzuki

私たちJIYDは直接子どもたちとかかわりを持ちません。その代わりに既存の青少年育成団体=NGO/NPOを支援する「インターメディアリー=仲介者」という立場をとっています。この手法は、JIYDが最も大切と考える「5つの財産」(→Vision/Mission参照)を1人でも多く、少しでも早く、そしてできるだけ多くの場所に根づかせるために最良の形だからです。

子どもとは、社会の重要な一員です。彼らがその能力を生き生きと伸ばすことができれば、社会そのものも豊かに、安全になり、そして経済的に発展します。しかしときに、子どもたちが問題を抱えたときは、家庭・地域・学校に加え、青少年育成に特化したNGO/NPOの存在が必要です。NGO/NPOは子どもたちのありのままを受け入れ、話に耳を傾け、ともに行動します。子どもたちはそこで自分の存在意義を見出し、自信と自尊心を高めます。効果をあげている活動をさらに元気にすることが、できるだけ多くの子どもたちがすみやかに「5つの財産」を手に入れる近道なのです。

子どもたちを輝かせるために。ぜひ、皆様のお気持ちを私たちJIYDにお預けいただきたいと願っております。

◆「子どもたちのために何かを」とお考えの方に

こんなとき、JIYDはお役に立てます。

  • 日本国内外の、「青少年」にご関心をおもちで、個人としての寄付先を検討している。
  • 会社として事業展開を検討していて、期間を区切って考えたい。
  • 年限を区切って始め。一定年限で終了したい。
  • 「どのような」事業が、「なぜ」優れた事業なのかを判断する「基準」づくりが難しい。
  • 「事業公募」から「選考」、「評価」迄、効果的な助成事業の運営にさける人員・時間が限られている。
  • 募集要項・申請書の作成、事業の実施に関わる事業運営が負担である。

◆私たちが提供できる5つのこと

「限られた資金」をより「高品質」かつ「効果的」に活用すると共に、「管理コストの削減」につなげます。

  1. 「青少年」分野に専門特化し、専門性と継続性を有する事務局機能
  2. 効果的な助成事業運営のノウハウ、及び事業の管理・実施能力
  3. 団体の運営力向上のための技術支援ソフト(会計・自己評価)
  4. 優れた事業を判断する「17の基準」(↓下記参照)と、助成先審査にかかわる調査機能
  5. 世界40ヶ国・地域以上にあるグローバルな「パートナー財団ネットワーク」を有し、世界規模での事業実施も対応可能

◆過去の事業

「チルドレンズ・アワー募金」(1999年)

ミレニアム(千年紀)の最後の1時間分の収入を、次のミレニアムの子どもたちのためにという募金活動でした。その後、さらに2年にわたってキャンペーンを続行。3年間で、約4100万円弱の寄付金が集まり、国内20事業、海外22事業に助成をしました。(海外への助成は、米国公益法人 国際青少年育成財団(IYF)を通じて行われました。)

「ルーセント・テクノロジーIYF青少年育成基金」(1999年)

 米国ルーセント・テクノロジー社の財団から支援をうけ、日本で効果的な活動をしているNPOに助成金を出しました。教育にテーマを絞り、2002年迄の4年間に22団体、約3900万円を支援しています。詳しくは事業報告:助成先をご覧ください。

「Panasonic & JIYD 子どもサポーターズ☆マッチング基金」(2001年)

松下電器と協働で設立された基金です。同社からの基礎資金に加え、一般市民からの寄付額と同額を松下電器がさらに寄付(=マッチング)するというユニークな手法をとっています。2001年からの2年間で、13団体、約1400万円を支援しています。詳しくは事業報告:助成先をご覧ください。

「17の基準」

公募による助成の審査基準――より効果的な活動を支援するために、JIYD独自の視点で設けた基準は以下の通りです。

  • 基本姿勢:青少年に対する全体的・包括的な視点をとっていること
    1. 活動の目的が、問題の根本的な解決、及び予防・早期介入的である。
    2. 活動の目的に、能力、社会性、豊かな人間性、自信、助け合いの心を育むことを含んでいること。
    3. 活動の内容が、青少年の年齢ならびに成長段階にふさわしいものである。
    4. 活動の主体である青少年が、活動の計画、評価、推進に「参画」している。
  • 家族、コミュニティー、文化との関係
    1. 活動には、親やその他の家族・親族、または青少年に影響を与える大人を巻き込んでいる。
    2. 活動の実施にあたって、周囲のコミュニティーを巻き込んでいる。
    3. 活動がその国の文化にふさわしいもので、周囲のコミュニティーのニーズに対応している。
    4. 青少年を対象としている、他の団体・機関、活動と連携をとっている。
  • 効果の把握
    1. 青少年のニーズに応えていること、また彼らを取り巻く家族やコミュニティーに好ましい変化をもたらしていること等、活動の成果が実証できる。
  • 持続性と規模の拡大が可能な組織・運営
    1. 活動はその目標達成の為に、経済効率の良い手段を用いている。
    2. 活動のモニター・評価・フィードバックを行っている。
    3. スタッフと参加者に活動や組織運営上の研修、トレーニング等の支援を行っている。
    4. 活動の自立的な継続に関する、現実的な計画がある。
    5. 活動を実行するための財政・技術・組織運営の各能力が備わっている。
  • 応用性・発展性のあるプログラム
    1. 活動の内容に、異なった環境にも応用できる要素がある…哲学、活動方針等。
    2. 活動が相当数の青少年が参加できる可能性を持っている…低コスト、記録等。
    3. 相当数の青少年を対象とし、3年以上の実施実績がある。
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