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子どもの笑顔 現在と未来のために

理事長あいさつ
Japan Initiative for Youth Development
子ども
Photo by Yuji Suzuki

21世紀を希望とともに迎え3年が経ちました。しかし、2003年の現在、子どもたちを含むわれわれを取り囲む世界は、決してばら色と呼べるものではありません。経済、雇用、教育、環境、健康、食、人間関係、犯罪等、不安や混乱に接しながら生きています。その中にあって、「子どもたちこそが、未来を明るく照らす光である」、そう確信して、私たち特定非営利活動法人 青少年育成支援フォーラム(JIYD)は青少年育成活動の支援を進めてまいりました。

1993年、日本から発展途上国の青少年育成事業に資金を提供する窓口としてIYF(International Youth Foundation)が設立した日本事務局が、私たちJIYDの前身です。何もないゼロの状態から地道な人脈づくり、助成事業のノウハウの形成を積み重ね、日本国内の青少年育成団体間のネットワーク作りが始まりました。

1996年、日本国内の青少年育成事業を対象とした活動を開始します。このとき旗印として掲げた「青少年の参画」という考え方は、今日も私たちの発想の中心となっています。大人から一方的に援助を受けるのではなく、問題や悩みの当事者である子どもたち自身がその解決に向けて考え、行動する――。参画を経て成長した子どもたちの存在は、私たちの励みであり、大切な財産です。

1999年、経団連1%クラブ(当時)等の支援を得て「チルドレンズ・アワー募金」を実施。

青年
Photo by Yuji Suzuki

同年より米国ルーセント・テクノロジー財団から4年間にわたる支援を得ると、日本に暮らす子どもたちを対象とした事業が本格的に始まりました。国内の青少年育成事業を強化・拡大させる民間の“インターミディアリー(資金仲介)”としての立場を明確にし、「ルーセント・テクノロジーIYF青少年育成基金」を設立。

2001年には、松下電器と協働して「Panasonic & JIYD 子どもサポーターズ☆マッチング基金」を発足させました。松下電器が基礎資金に加え、一般市民の寄付と同額を追加的に寄付するものです。

2002年からは草の根の青少年育成団体に対する「資金・技術・経験共有」の包括的な仕組み作りに着手しています。

現在の活動の重要な柱に、「生徒参加型授業」と「ライフスキル=生きる力」を教室で学ぶカリキュラム「ライフスキル教育」の提供があります。子どもたちに真に必要なのは、生きていく上で直面する困難に対処するための能力・責任感、自信である――というライフスキル教育の理念に共感し、同プログラムの日本への普及に力を注いでいます。

青少年育成活動の支援は、私たちに日々、喜びと誇りを与えてくれます。子どもが輝けば、社会も輝くと信じ、日本の子どもの笑顔のために、JIYDはこれからも着実な一歩を重ねて努力してまいります。なにとぞ皆様方のご支援、ご協力を賜りますようお願いいたしますとともに、皆様にもJIYDを通して喜びと誇りを受け取っていただければ幸いと願っております。

理事長 守隨 武雄

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