私たちは考えます。日本にいる子どもたちのことを
GRANTMAKING

2006年3月20日

Panasonic & JIYD 子どもサポーターズ☆マッチング基金
基金事務局・退任のご挨拶

特定非営利活動法人 青少年育成支援フォーラム

青少年育成支援フォーラムは、2001年より5年間に亘り、松下電器様との協働にて「Panasonic &JIYD子どもサポーターズ☆マッチング基金」の事務局として、日本の青少年をとりまく諸課題に取り組むNPOの基盤強化に取り組んでまいりました。

当基金にご寄付を頂いた方をはじめ、申請をして頂いた団体等の皆様のお陰を持ちまして、協働事務局として延べ348件の申請のなかから優れた活動を展開する31件へ3270万円の助成に携わらせて頂きました。

さて、2006年3月末日をもって、基金事務局を退任させて頂くことになり、ここにお知らせ申し上げます。

弊法人では、NPO向け支援ともう一つの活動の柱として、1999年より実施してきた学校教育支援活動がございます。ご存知のとおり、青少年のコミュニケーション能力、並びに自信・自尊心が低いとされる昨今の状況のなかで、徐々に当方のプログラム「思春期のライフスキル教育」に学校現場の関心が集まり、全校規模で導入・実施して頂ける中学校も増えてまいりました。青少年のよりよい生活・成長環境の創出のために、NPOセクターへの支援も引き続き重要課題ではありますが、青少年が膨大な時間を過ごし、様々な文脈において非常に強い影響を受ける学校現場への支援活動に注力することと致しました。

これまでの基金運営に対する皆様のご関心・ご協力につき、重ねて御礼申し上げますと共に、新たな展開が期待される新しい"Panasonic助成事業"、並びに弊法人事業に引き続きご理解・ご協力をお願い致しまして、基金事務局退任のご挨拶とさせて頂きます。

末筆ながら、皆々様の益々のご健勝を心よりお祈り申し上げます。