助成事業報告

〜2000-2001〜


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助成申請

・申請受理件数 53件
・総助成申請額 8,711万円

助成事業

※各事業の説明部分は、事業名、助成金額、団体名、代表者名、地域の順に表示してあります。

<国内4事業:3,404,500円>

事業名:「 Youth Careers Programs の開発」
団体名:文化学習協同ネットワーク:
助成額:81万2500円

事業名:「ユース・エンパワメント・プロジェクト」
団体名:子どもの権利条約ネットワーク(NCRC):
助成額:96万2000円

事業名:「レターカウンセラー・スタッフのケアプログラムの実践と質的向上事業」
団体名:ティーンズポスト:
助成額:100万円

事業名:「チャイルドライン高校生ボランティアグループ育成事業」
団体名:MIYAGI子どもネットワーク
助成額:63万円

<海外1事業:666,890円>

事業名:「『子どもの参画』促進アジア会議 開催事業」
団体名:フィリピン青少年育成財団(CYFP)
助成額:66万6,890円

1. 新規:「 Youth Careers Program の開発事業」

NPO法人 文化学習協同ネットワーク 野々垣務(東京)

  • 不登校経験者を含む10代後半から20代前半までの青年を対象に、「職業意識」を醸成するため、フィールド・ワークやインターンシップを実施する。
  • 「自分のやりたいこと」がわからない、とする青年が増加している一方で、学校内外を問わず、具体的な職業意識を醸成する機会、及び職種や職業内容についての情報が不足している事に対応する。
  • 事業報告書を作成し、関係機関・団体等に広く配布する。

2. 新規:「ユース・エンパワメント・プロジェクト」

子どもの権利条約ネットワーク 喜多明人(東京)

  • 青少年が、社会の様々な局面において「参画」できるような状況の進展のため、具体策として「ユース・エンパワーメント・トレーニング・プログラム」の開発を行う。
  • 青年を含む実行委員会を通じ、学習講座とユース合宿を実施する。学習講座で日本の先進事例を収集・分析すると共に、青年のニーズや経験を集める合宿を実施し、より有効で効果的なプログラム開発にあたる。
  • 事業報告書を作成し、関係機関・団体等に広く配布する。

3. 継続:「レターカウンセラー・スタッフのケアプログラムの実践と質的向上事業」

ティーンズポスト 八巻香織(東京)

  • 初年度助成で「レター・カウンセラー」が養成され、体制が増強された一方、活動を継続する事に付随し、カウンセラーの「燃え尽き」が起こりうる。
  • 社会の変貌と共に、相談内容も変化してきている。それに対応する為、レターカウンセラー、及びスタッフのサポートプログラム「セルフ・ケア・プログラム」の質的向上と、外部研修の実施。
  • 「セルフ・ケア・プログラム」に関するブックレットを作成し、関係機関・団体等に広く配布する。

4. 継続:「チャイルドライン高校生ボランティアグループ育成事業」

MIYAGI子どもネットワーク 小林純子(宮城)

  • 初年度助成で「電話の受け手」の養成と、「チャイルドライン事業」を2回実施し、回を追う毎にかかってくる電話の数が増加しており、同事業のニーズが高い。
  • 本年度は、高校生の社会参画の促進と、青少年が自らの手で青少年の問題を解決していく仕組み作り、それを支える具体的な人材育成の為、「ボランティアグループ」を育成する。
  • 高校生の養成講座を中心とした事業報告書を作成し、関係機関・団体等に広く配布する。

5. 海外事業:「『子どもの参画』促進アジア会議 開催事業」66万6,890円

フィリピン青少年育成財団(CYFP)(フィリピン共和国)

  • CYFPは、今年8月に開かれるこの「『子どもの参画』促進アジア会議」を運営する。
  • この会議では、「子どもの参画」を社会的に広げていく為に、その参画を促進もしくは阻害する要因を、参加者それぞれの経験の中から抽出・共有し、更に参加者に対する参画の促進に必要な技能等のトレーニングも実施する。
  • 会議のテーマにあわせ、アジア6カ国からの参加者の半数は青少年で、各国におけるこの取組みを、より強固にしていくことを目的としている。



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