2001年度・趣意書

コンセプトは単純です。

一年に一度、「あなたの一時間を、日本と世界の子どもたちへ寄付しませんか」ということで、「一時間」から得られる収入相当分を寄付して頂くよう、広く呼びかけるというものです。

日本における本キャンペーンの寄付金は、その内70%を「プロジェクト公募」を通じて、日本の優れた子ども・青少年育成プログラムを実施しているNPO(民間非営利団体)の支援にあて、残りの30%は、IYFのグローバルなネットワークを通じ、アジア・その他の地域の発展途上国、並びに経済移行国・地域の、優れた子ども・青少年育成プログラムの支援に役立てられます。

始まりはイギリスから

この「Children's Hour募金」キャンペーンは、1999年にトニー・ブレア首相の呼びかけのもと、英国で始まった「チルドレンズ・プロミス」という名称のキャンペーンが発端となり、英国関係者の助言・支援を得て、IYFが世界各地のIYFネットワークを通じ、「チルドレンズ・アワー」という名称で、グローバルに展開したものです。

過去のキャンペーン

過去2回にわたり実施された「Children's Hour募金」活動の広がりは、世界中で10,000を超える企業・団体の参加を得て、募金キャンペーン実施22ヶ国・地域に加え、「支援先指定」を受けていた所を加えると、全体で52カ国・地域に達しました。募金総額は、総額1280万米ドル(約13億円)に達しました。

日本では、18口の企業・団体の参加と、41000件弱の個人の皆様方のご参加を得て、総額40,431,806円もの寄付金を頂戴しました。そのうちの60%は、日本の優れた20事業に助成され、残りの40%は、IYF本部を通じ、タイとメキシコ、及びフィリピンの有効な青少年育成事業に助成されました。

※なお、日本・海外に分けられたそれぞれの寄付金の15%を、キャンペーンの実施及び優れた助成先の選考、また事業終了後のフォローアップ等、寄付金をより有効に活用する為の事業管理費として充当させて頂きます。

募金受付期間:2001年10月1日〜2002年1月31日
助成申請受付期間:2002年1月1日〜2002年2月28日
助成事業事業期間:2002年7月1日〜2003年6月30日

協賛:松下電器産業 株式会社
後援:英国大使館・在日英国商業会議所・経団連1%クラブ・(社)日本青年会議所・(社)青少年育成国民会議


2001年10月1日
国際青少年育成財団 (IYF)
日本事務局長 中雄 政幸







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